「沖縄平和祈念堂大使」第4期生を委嘱
当協会は,沖縄平和祈念堂の理念と沖縄県民の戦争体験,平和への思いを後世に正しく伝えるために設置した学童ボランティア「沖縄平和祈念堂大使」の研修を実施しています。今年は,ボーイスカウト・ガールスカウト・わかわし剣道スポーツ少年団の子供たち11人が3日間にわたる研修に参加しました。
初日(8月3日)の研修は,金嶺恵友沖縄平和祈念堂管理事務所業務運営部長が「沖縄平和祈念堂は今」と題し,沖縄平和祈念堂創建の意義と施設の概要,平和祈念像制作に尽力した山田真山画伯,堂内壁面を飾る連作絵画「戦争と平和」の制作者・西村計雄画伯について講義を行い,沖縄平和祈念堂大使の役割について説明しました。続いて,元ひめゆり学徒でひめゆり平和祈念資料館証言員の島袋淑子さんが戦争体験講話を行いました。子供たちは平和祈念堂について理解を深めるとともに,本当の戦争の悲惨さや恐ろしさを実感しました。
2日目(8月17日)は,平和ガイドの宇根悦子さんを講師に迎え,戦跡地などを巡るフィールドワークを行いました。平和祈念堂を出発した子供たちは,保護者や比嘉正詔所長,新垣伸子経理課長らとともに,八重瀬岳,山部隊野戦病院壕跡,南城市玉城前川の民間壕,糸数アブチラガマ,沖縄師範健児之塔,国立沖縄戦没者墓苑,平和の礎を巡り,宇根さんの講義のもと沖縄戦を追体験しました。
最終日(8月24日と26日の2班に分けて実施)は,比嘉所長が沖縄戦の概要とあわせて沖縄の歴史や文化について講義を行い,続けて「沖縄平和祈念堂大使に期待すること」の講話をし,研修を締めくくりました。
全ての研修を終えた子供たちに,比嘉所長から平和祈念像の前で「沖縄平和祈念堂大使」第4期生の委嘱状と身分証明書が一人一人に手渡された。新大使に対し,比嘉所長から大使としての活動に積極的に活躍されるよう励ましの言葉がかけられました。24日の委嘱状授与の際には第2期4人の大使も激励に訪れ,大使同士の交流を深めました。
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