« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月24日 (日)

「沖縄平和祈念堂大使」第4期生を委嘱

 当協会は,沖縄平和祈念堂の理念と沖縄県民の戦争体験,平和への思いを後世に正しく伝えるために設置した学童ボランティア「沖縄平和祈念堂大使」の研修を実施しています。今年は,ボーイスカウト・ガールスカウト・わかわし剣道スポーツ少年団の子供たち11人が3日間にわたる研修に参加しました。

 初日(8月3日)の研修は,金嶺恵友沖縄平和祈念堂管理事務所業務運営部長が「沖縄平和祈念堂は今」と題し,沖縄平和祈念堂創建の意義と施設の概要,平和祈念像制作に尽力した山田真山画伯,堂内壁面を飾る連作絵画「戦争と平和」の制作者・西村計雄画伯について講義を行い,沖縄平和祈念堂大使の役割について説明しました。続いて,元ひめゆり学徒でひめゆり平和祈念資料館証言員の島袋淑子さんが戦争体験講話を行いました。子供たちは平和祈念堂について理解を深めるとともに,本当の戦争の悲惨さや恐ろしさを実感しました。

 2日目(8月17日)は,平和ガイドの宇根悦子さんを講師に迎え,戦跡地などを巡るフィールドワークを行いました。平和祈念堂を出発した子供たちは,保護者や比嘉正詔所長,新垣伸子経理課長らとともに,八重瀬岳,山部隊野戦病院壕跡,南城市玉城前川の民間壕,糸数アブチラガマ,沖縄師範健児之塔,国立沖縄戦没者墓苑,平和の礎を巡り,宇根さんの講義のもと沖縄戦を追体験しました。
200824

 最終日(8月24日と26日の2班に分けて実施)は,比嘉所長が沖縄戦の概要とあわせて沖縄の歴史や文化について講義を行い,続けて「沖縄平和祈念堂大使に期待すること」の講話をし,研修を締めくくりました。

 全ての研修を終えた子供たちに,比嘉所長から平和祈念像の前で「沖縄平和祈念堂大使」第4期生の委嘱状と身分証明書が一人一人に手渡された。新大使に対し,比嘉所長から大使としての活動に積極的に活躍されるよう励ましの言葉がかけられました。24日の委嘱状授与の際には第2期4人の大使も激励に訪れ,大使同士の交流を深めました。

 沖縄平和祈念堂大使は,第1期生から3期生の35人とあわせて46人となりました。
2008242

|

2008年8月16日 (土)

沖縄より愛を込めて「岡部伊都子さん追悼コンサート」

 8月16日,「沖縄より愛を込めて『岡部伊都子さん追悼コンサート』」(主催=同実行委員会)が沖縄平和祈念堂で開催されました。平和・人権・反戦についての随筆や沖縄と縁が深かった随筆家の岡部伊都子さん(今年4月逝去)を偲ぶため,岡部さんと親交の厚かった多くの関係者の呼びかけで行われたこのコンサートは,その交流を物語る様々なジャンルの方々が出演しました。堂内には約250人が追悼に訪れ,それぞれの思い出を振り返った。平和の鐘の合図で開会した後,岡部さんの婚約者で,沖縄戦で戦死した木村邦夫さんの遺影が岡部さんの遺影と共に平和祈念像前に並べられました。

 次に,司会の崎山律子さんが挨拶をし,参列者の献花・黙祷が行われました。続いて,北島角子さんが「お通しの祈り」を行い,北島さんの祈る言葉にあわせて7匹のオオゴマダラを順に放蝶しました。続いて,呼びかけ人を代表して新川明さんが挨拶を述べ,元沖縄県知事の大田昌秀さん,藤原良雄さんが来賓挨拶をしました。

 奉納舞踊では,高嶺久枝さんの「花索舞」,高嶺美和子さんの「かせかけ」が奉納され,上原利恵子さんは「うったらあかん」の詩を朗読,高良勉さんと中里友豪さんは「伊っちゃんに捧げる詩」を遺影を見つめながらが読み上げ,佐喜眞道夫さんと上勢頭芳徳さんは「岡部さんの思い出」を語りました。

 また城間正さんがテノールで「白鳥の歌」を,新盛千賀子さんがソプラノで「鳥になって」をそれぞれ独唱しました。

 最後に「海勢頭豊コンサート」が行われ,三木健さんの閉会の言葉でコンサートを終了しました。

200816

|

2008年8月15日 (金)

第18回「祈りと平和の集い」

 8月15日,第18回「祈りと平和の集い」(主催=沖縄宗教者の会)が沖縄平和祈念堂で開催され,各宗教・宗派の代表や来賓,関係者,信者など約300人が参加しました。

 この行事は,県内の各宗教・宗派15団体で構成する沖縄宗教者の会が,それぞれの信仰を尊重し,互いに協力し合わなければ真の平和は築けないとして「沖縄から世界へひろげよう平和の祈り」のスローガンのもとに,沖縄の宗教者が一堂に集い,第二次世界大戦で犠牲になった沖縄戦戦没者並びに南方海域に眠れるすべての御霊を慰め,そして世界の平和実現を訴えるために平和祈念堂で毎年開催されています。沖縄宗教者の会の皆さんが宗教・宗派を超えて,各々の独特な祭式や祈りで恒久平和を祈念するこの集いは,今では県内における終戦記念日の平和行事として定着しています。

 開式に先立ち,平和祈念堂の平和の鐘が打ち鳴らされ,厳かな雰囲気が漂うなか,パーフェクトリバティ教団沖縄教会の上里一雄さんの司会で式次第が進められました。

 はじめに,主催者を代表して沖縄仏教会の高野山真言宗護国寺住職・名幸俊海さんが「開式のあいさつ」を述べ,天理教沖縄教区と金光教那覇教会の代表者が「開式のセレモニー」を行いました。

 次に,立正佼成会沖縄教会の皆さんが「平和への祈り」を行い,沖縄県知事の挨拶を知念建次県文化環境部長が代読しました。

  その後,参加者を代表して高校生の玉城悠揮さんと大城加奈子さん(立正佼成会沖縄教会)が「誓いの言葉」を述べ,平和への決意を力強く宣誓しました。

 次に,去る大戦による全戦没者の魂を鎮め,世界の平和を祈る「黙祷」を参加者全員で捧げ,各宗教者の代表者並びに来賓代表が献花をし,沖縄県神社庁副庁長・普天満宮宮司の新垣義夫さんが「平和へのメッセージ」を述べました。そして,平和の魂として育てたオオゴマダラ7匹を放蝶しました。

 「終わりのセレモニー」では,与那原カトリック教会司祭のラサール・パーソンズさんを中心に“共に祈ります”の歌を参加者全員で合唱し,最後に沖縄宗教者の会を代表して,キリスト教・日本聖公会沖縄教区主教の谷昌二さんが「閉式のあいさつ」を述べ,来年の再会を約束して終了した。

 なお集いの開催中,沖縄宗教者の会の厚意で,平和祈念堂支援のための募金箱が設置され,各宗教団体や多くの参加者から寄付が寄せられた。

 終戦記念日のこの日は,戦争の教訓を風化させることなく,また平和祈念堂の理念普及のため,平和祈念堂の無料開放を実施し,終日数多くの一般参観者も訪れました。

200815

|

2008年8月12日 (火)

林幹雄内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)と舛添要一厚生労働大臣の来堂

 8月10日,林幹雄内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)が,安次富修衆議院議員・安里カツ子沖縄県副知事・原田正司内閣府政策統括官(沖縄政策担当)・矢作修己大臣秘書官・福井武弘内閣府沖縄総合事務局長と共に沖縄平和祈念堂を訪れました。

 林大臣は,平和祈念公園の国立沖縄戦没者墓苑,房総の塔,平和の礎,沖縄県平和祈念資料館につづいて平和祈念堂に来堂。当協会尚弘子理事と比嘉正詔所長が出迎えました。

 林大臣は,比嘉所長から63年前の摩文仁の丘の写真をもとに平和祈念公園の造成について話を聞き,玄関に展示したオオゴマダラの黄金のサナギや清ら蝶園の取り組みについて説明を受けました。続いて,平和祈念像前で山田真山画伯の平和祈念像制作の経緯や平和の礎刻銘者名簿の平和祈念像胎内への奉納,西村計雄画伯制作の連作絵画「戦争と平和」について説明を受け,平和祈念像原型制作当時の写真と第六回沖縄忌俳句大会(主催=沖縄県現代俳句協会)の入賞作品の展示パネルを鑑賞しました。林大臣一行は貴賓室で休憩した後,清ら蝶園で飼育したオオゴマダラを空に放ちました。
200810

 8月12日,舛添要一厚生労働大臣が,島尻安伊子参議院議員と共に沖縄平和祈念堂を訪ました。

 舛添大臣は,国立ハンセン病療養所「沖縄愛楽園」の訪問や各医療機関への視察のために来沖。この日は国立沖縄戦没者墓苑につづいて平和祈念堂に来堂し,当協会尚弘子理事と比嘉正詔所長が出迎えました。

 舛添大臣一行は,比嘉所長から摩文仁の丘やオオゴマダラの黄金のサナギ,平和祈念像,平和の礎刻銘者名簿等について説明を受け,貴賓室で休憩・歓談した後,正面玄関からオオゴマダラを放蝶しました。
200812

|

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »