第2回平和の礎刻銘者追悼清明祭
4月11日、当協会は「第2回平和の礎刻銘者追悼清明祭」を沖縄平和祈念堂で開催しました。
この追悼清明祭は、沖縄で旧暦の3月に祖先を供養する「清明祭」にちなみ、宗教や思想、政治、人種、国を超えて平和の礎に刻銘されたすべての戦没者を追悼し、同時に平和祈念公園から全世界に平和を発信するものとして、昨年から始められました。今回も県内関係機関の代表や協力団体、個人を含む約350人が参加しました。
はじめに、平和の礎刻銘者名簿を胎内に納めている沖縄平和祈念像に協力団体から提供された重箱料理やお菓子、果物など供え、比嘉正詔理事が主催者挨拶をし、協力のあった関係各位へ感謝の言葉が述べました。

次に女優の北島角子さんが、全戦没者への追悼と世界に恒久平和を発信する「清明祭のお願い」を自作の琉歌と共に平和祈念像に捧げ、オオゴマダラ7匹を北島さんの言葉に合わせて1匹ずつ放蝶しました。

続いて、一枚の千代紙からつくられる数羽の連続した折鶴「連鶴」と、古くから女の子の玩具として親しまれた「琉球手まり」の奉納を行いました。髙嶺善伸沖縄県議会議長、西銘恒三郎衆議院議員、安次富修衆議院議員、島尻安伊子参議院議員、仲宗根義尚(財)沖縄県遺族連合会長、上原裕常糸満市長、李明宗台北駐日経済文化代表処那覇分処長、梅昌玉在日大韓民国民団沖縄県地方本部団長、奥村啓子沖縄県福祉保健部長、大川芳子沖縄県平和祈念資料館長、米国・本土県人会、その他関係機関の代表が、男性は折鶴を、女性は琉球手まりをそれぞれ奉納しました。

次に八重山芸能奉納が行われ、琉球大学八重山芸能研究会の皆さんが与那国の民俗芸能「ミティ唄」「東節」、元真和志小学校校長の鳩間用吉さんが「とぅばらーま」を奉納し、厳かな調べと優美な舞いは堂内の人びとを魅了しました。「ミティ唄」の時は、参加者を代表して、盃・御神酒・供物の受け取りを尚弘子理事・比嘉理事・金嶺惠友所長が舞手とともに演じました。奉納終了後は、参加者から惜しみない拍手がおくられ、堂内での式典を終了しました。

その後、平和祈念堂前庭の芝生広場に会場を移し、琉球大学八重山芸能研究会の皆さんが仮設舞台で「浜遊び」を披露し、協力団体が準備したお供え物を「ウサンデー(お下がり)」し、参加者各自が持参した清明料理やお菓子とあわせて全員で和やかにいただき、楽しい交流で全日程を終了しました。

この「追悼清明祭」の模様は、NHK沖縄放送局、琉球朝日放送のニュースや地元紙2社の紙面でも大きく取り上げられました。

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