平和学習(小松原高校)
6月25日、学校法人小松原学園小松原高等学校(さいたま市)の2年生385人が平和集会のため沖縄平和祈念堂を訪れました。
集会は生徒代表2人の司会で進められ、はじめに平和祈念堂の宮里秀明企画広報主任が沖縄平和祈念堂について話をしました。
次に、沖縄戦で犠牲になられた方がたへの冥福を祈り黙祷を捧げられ、続けて、教職員代表と生徒代表の献花と、千羽鶴の奉納が行われました。

その後、同校音楽部の生徒が鎮魂歌として「てんさぐの花」、「さとうきび畑」を合唱し、美しいハーモニーを堂内に響かせました。

続いて、生徒代表による「平和の誓い」が力強く読み上げれ、最後に、小松原校長が沖縄で学ぶ修学旅行の意義を語り平和集会を終えました。
学校法人小松原学園小松原高等学校第2学年生徒代表
「平和の誓い」
沖縄には昔から言い伝えられている大切な言葉があります。「命どぅ宝」という言葉です。それは、なによりも大切にしなければいけないものは「命」
そのものである、ということです。地位や名声、財産などよりも第一優先にされなければならないものは「人の命」 であるとの考えが、ここ沖縄の人々のアイ
デンティティを作り上げているのです。
その沖縄で、第二次世界大戦の地上戦が行われ、多くの「命」が失われたという驚愕の事実。人は地上で極悪の生き物に変身することの証明でもあります。私たちが、絶対に忘れてはいけない世界史の汚点です。私たちの祖父や祖母の時代です。
「20世紀は戦争の世紀」であったと言われていますが、21世紀になってもいまだに続いています。それが、世界の現実です。もし、アジアで戦争があれば私たちは確実に死にます。私たちの未来はありません。
ここ沖縄が犠牲を払って掴み取ったものは、戦争放棄の精神でした。そのお陰で、今の私たちがいるのです。
「ゆいまーる」精神を時代精神へ
又、沖縄には「ゆいまーる」という精神が根付いていると教わりました。家族を大事にし、祖先を大切にし、子孫の繁栄を願いながら友人や地域をも大切にしていく精神だそうです。
排他主義の対極にあり、共に激励しあって生きていこうとする「共生」の精神であり、ガンジーの非暴力につながる考えです。
その「ゆいまーる」精神のネットワークを世界に広げることが世界的な平和への道であると思います。誰人であれ最愛の人は殺されたくはないですから。
私たちは自分たちの未来を守る為に、沖縄の文化伝統芸術に浸りながらも、その地下水脈として流れている「沖縄の心」を学んでいきます。
最後に、沖縄の大地に眠る方々が安らかに眠る日の早からんことを祈って「平和の誓い」 とします。

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