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2015年1月 1日 (木)

第37回「摩文仁・火と鐘のまつり」

当協会は,12月31日の夕方から2015年1月1日にかけて,沖縄平和祈念堂で第37回「摩文仁・火と鐘のまつり」を開催しました。

当日は約1,000人が参加し,去りゆく年をふりかえり,沖縄戦終戦70周年を迎える新年に平和の誓いを新たにした。開催にあたり,各種ボランティア団体や実行委員のメンバーに協力してもらい,例年に増してまつりを盛り上げてもらいました。


午後9時30分堂内にて,地元糸満市で沖縄空手を学ぶ糸満市少年空手道サークルの可愛らしい幼児から小・中・高校生がまつりのオープニングとして,一年の稽古納めと平和を祈念する「こども空手演武」を勇壮に奉納しました。


午後10時,沖縄戦の映像「未来への証言」の鑑賞から開会式が始まり,続いて,浦添市吹奏楽団ファンファーレ隊(指揮・伊敷健さん)が荘厳な「奏楽」(祈りのためのファンファーレ)を演奏しました。


次に金嶺惠友実行委員長,上原裕常糸満市長が挨拶し,その後,参加者全員で戦没者の慰霊と新年が平和の訪れる年になることを祈り黙祷を捧げました。


続いてボーイスカウト・ガールスカウトの代表2人が,平和の礎に灯されている“平和の火”の分火をまつりの火種にする「聖火の採火」を行いました。採火の間にはソプラノ歌手の玻名城律子さんの独唱と平良優子さんのキーボード演奏による“アメージンググレイス”が美しく堂内に広がりました。


次に当協会が戦後60周年事業として設置した“沖縄平和祈念堂大使”の第10期生2人が「平和の誓い」を力強く宣言しました。その後,参加者全員で平和を願う「平和の歌・ふるさと」を合唱し,ファンファーレ隊が「奏楽」(平和の鐘のためのファンファーレ)を演奏して開会式を終えました。


続いて堂外に移り,暗闇にそびえる高さ45メートルの平和祈念堂の塔頂で“祈りの聖火”がともされ,午後11時32分,ファンファーレ隊の演奏する楽曲(作曲=中村透さん)にのせて,聖火の輪が塔頂から参道の中段に設置した小聖火台にゆっくりと降下しました。聖火到着にあわせて,沖縄芸能集団の乙女椿メンバー5人が大小の和太鼓を打ち始め,聖火から参加者一人一人が持つトーチに次々と火がともされました。

太鼓の連打に導かれトーチを持った参加者は聖火の行列をなして行進し,堂宇前庭で幾重にも炎の円を描きました。そして,太鼓連打が静かに終え,玻名城律子さんが一年の締めくくりとして「沖縄平和祈念像讃歌」を清らかに献唱しました。


トーチでつくる炎の円陣が美しく漂うなか,参加者全員でカウントダウンを行い,午前零時に新年の訪れを告げる平和の鐘が打ち鳴らされ,同時にボーイスカウト・ガールスカウト・糸満市少年空手道サークルの代表7人が大聖火台に聖火を点火し,聖なる大きな炎が勢いよく天上に燃え上がり,喜びのファンファーレが響きわたりました。


その後参加者全員で新年の喜びの歌「一月一日」を合唱し,最後にファンファーレ隊が心地よい楽曲を演奏して,平和の聖火と鐘の音が織り成すまつりを終えました。

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